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成長・体調にあわせた食事

■■子犬に離乳食を食べさせる時期は?

乳離れがはじまる生後3週間頃から、子犬にも離乳食を与えはじめます。あせらないで子犬のペースにあわせて、ゆっくり気長に離乳食にチャレンジしましょう。

子犬も人と同じように、生まれてすぐの頃は母犬の母乳を飲んで成長します。生後3週間もすると、乳歯が生えてきて、母乳を吸う口唇反射が消えはじめます。

いつまでも母乳を飲んでいるわけにはいきませんので、この頃から少しずつ離乳食に切り替えることが必要になります。離乳食にはたんぱく質が豊富でカロリーが高く、やわらかくて消化のよい食べ物が適しています。

「たとえば、子犬用のドッグフードをお湯でやわらかくペースト状にして、濃い目に溶かした粉ミルクを混ぜます。牛の赤身のミンチを少し混ぜると、栄養価も上がります」

最近では、離乳食として売られているドッグフードもありますので、それを使用してもよいでしょう。

● 離乳食の与えかた

離乳食の味を覚えるまでは、お皿に入れて与えるだけでは食べてくれません。はじめは子犬の口のまわりに離乳食を少しだけ塗りつけて、なめさせることで味を覚えさせましょう。離乳食の味を覚えるまで、ゆっくり時間をかけてトライしましょう。

「母乳と離乳食の割合ですが、はじめの1、2日は離乳食が1回、3、4日で2回と、少しずつ回数を増やしながら、母乳と離乳食をあわせて与えるようにします。1週間から10日ほどで離乳食を1日に4、5回与えるようにして、完全に離乳食に切り替えます」

● 子犬へのドッグフードの与えかた

乳離れが完全に終われば、食事の中心をドッグフードに切り替えます。

永久歯が生えそろうのは生後7ヶ月頃になりますので、急に硬いままのドライフードを与えても子犬は食べることができません。ドライフードを与える場合は、はじめはふやかして与えるようにしましょう。

「与える食事の量ですが、犬の胃のサイズは頭蓋骨と同じ大きさです。1回に与える量が多くなりすぎないように注意しましょう」

永久歯が生えそろうまでは、少しずつふやかす度合いを変えていきましょう。最終的にはカリカリの硬い状態でも食べられるようになります。

■■老犬は食事のバランスに注意

犬も7、8歳になると老化がはじまります。毛も白っぽくなってきて、ツヤやハリがなくなってきます。若い頃には人を引っ張るくらい活発だった犬も、散歩に行きたがらなくなったり、行ってもあまり走らなくなります。老化とともに、運動量も少なくなり、食欲が減退し、味覚や嗅覚、排泄能力も低下していきます。

犬の老化がはじまったら、あわせて食事も切り替える必要があります。今では老犬用に研究されたドッグフードが売られています。

肥満を防止するために成分が低脂肪だったり、内臓が弱ってしまった老犬でも消化や吸収がしやすいように工夫されているので、フードを切り替えることで健康を管理できます。

「特に肥満には気をつけましょう。老犬になって運動量は減っているのに、食事の量がそのままなら、犬はどんどん太ってしまいます。

人と同じように肥満はそれだけでからだに余計な負担がかかります。病気にもなりやすくなります。愛犬に長生きをしてもらうためにも体重はしっかり管理しましょう」

● 老犬は歯石にも気をつけて

歯石はばい菌の塊ですので「たかが歯石」と甘く見てはいけません。犬が病気にかかったりして免疫力が落ちてくると、そのばい菌が血管を通ってからだのあちこちに運ばれてしまいます。

「歯石が原因で犬が歯周病にかかってしまったら、食事を柔らかくしたり、細かくして与えるなどの工夫が必要になります。

柔らかいドッグフードは硬いドッグフードにくらべて歯石がつきやすので、食後には定期的にハミガキをするなど、歯のお手入れを忘れないようにしてください」

● 病気のときは食べやすい食事を

「犬は自分から話すことができません。『おかしいな?』と思ったらすぐに病院に連れて行くようにしましょう。もし、犬が病気にかかってしまった場合、獣医さんから食事に関する注意も忘れずに聞いて、その内容にしたがいましょう」

病後などで犬の体調がまだ悪い場合、少しでも食べやすく食事の内容や調理方法を工夫して、栄養が取りやすいようにしてあげましょう。

缶詰やレトルトの柔らかいタイプのドッグフードをドライフードに混ぜたり、ドライフードだけを与えるときでもお湯や、温めたミルクをかけて柔らかくしてから与えましょう。

● 充実してきた療養食

今では老犬用フードだけでなく、病気にかかった犬のための療養食も充実してきました。

「心臓の悪い犬のための塩分の少ない療養食、関節の悪い犬のための骨をサポートする成分が入った療養食など、それぞれの病気にあわせて成分に工夫がされています」

たとえ病気にかかっても、療養食を活用して、愛犬には健康なまま長生きしてもらいたいですね。

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