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犬の手に入れかた

■■ペットショップで手に入れる

ペットショップで子犬を購入する場合、まずはその店が本当に信頼できる店なのか、しっかりチェックするようにしましょう。ペットショップでは子犬の親犬を見ることはできませんので、その犬の家系図である血統書を必ず見せてもらいましょう。

「ペットショップで犬を手に入れる場合、目に見えない病気を持っているかもしれませんので、たとえ有料であっても健康診断を動物病院で受けるようにしてください」

犬の性格も十人十色(十犬十色?)です。ペットショップにあるショーケースの中の子犬が将来どんな性格になるのかを見極めるのはとてもむずかしいことです。

人と犬、お互いが後で悲しい思いをしないためにも、準備が十分でない状態で、「ふらっと寄ったペットショップで一目ぼれした」「犬が私に飼ってほしそうな顔をしていた」といった衝動買いだけは絶対にやめてください。

■■ブリーダーから手に入れる

ペットショップの子犬は、一般的にはショップと契約しているブリーダーが提供しています。ブリーダーとは犬の繁殖を専門としている業者です。

ペットショップに販売するだけでなく、一般の人にも直接販売をしている、ブリーダーもいます。ブリーダーは犬にくわしい人から紹介してもらったり、インターネットで検索をすれば見つけることができます。

ブリーダーなら、手に入れたい犬の親犬や兄弟犬を実際に見ることもできます。将来、どんな性格や風貌の犬になるのかが想像できるだけでなく、その犬が生まれてからの様子もくわしく聞けるので、安心して購入できます。

「よいブリーダーに出会うまでに時間や労力はかかるかもしれません。

でも、ブリーダーは自分で繁殖させた責任感を持っていますし、その犬の幼少期からの病気や癖も知っています。また、購入後もいろいろな相談にのってくれる場合もあります。

よいブリーダーから犬を手に入れることは、飼い主にとって最大の安心を手に入れることなのです」

少しでもくわしく情報を手に入れたいなら、特定の犬種を専門としているブリーダーを探してみましょう。実際に繁殖させている犬種については豊富な知識を持っているはずです。

■■ほかの手に入れかた

各県にある動物愛護センターなどでは、保護をしている犬の飼い主募集や里親探しを実施しています。捨てられたりして保護された犬は、やさしくしてくれる新しい飼い主を待っています。

「犬を手に入れるときには、ペットショップ以外の選択肢もあることをぜひ知っておいてください」

■■犬を手に入れたら役所に届け出を

犬を飼いはじめたら、まず各市区町村の役所、役場にある環境課に飼育の登録をしましょう。登録は一度すれば大丈夫です。

最近ニュースで問題にもなっているのが「狂犬病予防ワクチンの未接種および未登録」についてです。狂犬病予防法では生後90日を経過した犬は、必ず狂犬病予防ワクチンを受けなければならないと定められています。

「日本では1956年以来、人、犬ともに狂犬病は発生していませんが、狂犬病に感染した動物が海外から持ち込まれる可能性はゼロではありません。大切な犬を守るためにも、きちんと登録をして、狂犬病予防ワクチンを毎年接種させることが飼い主のマナーです」

■■血統書は犬の戸籍謄本

ペットショップなどでは、よい犬の証明として血統書がつけられています。血統書には犬ごとに登録番号が掲載され、1匹につき1枚のみ発行されます。

「血統書は犬にとって戸籍謄本のようなものです。その犬が生まれるまでの経緯が細かく記されている大切な書類なのです。『親犬はどんな犬か』、『何人兄弟で生まれてきたのか』、『どんなブリーダーが繁殖したのか』といった情報が記載されています」

● 血統書のある犬だけがよい犬ではない

血統書は純血種の犬にだけ発行されるので、残念ながら雑種には血統書がありません。また、純血種でも血統書のない犬もいます。

血統書があってもからだが弱かったり、性格に問題のある犬もいます。もちろん血統書がなくてもよい犬はたくさんいます。血統書がある犬だからよい犬だとは単純に決めることはできないのです。

「かつてその家系にドッグショーのチャンピオンが出たことが血統書に記載されていれば、その犬は犬種のスタンダード(基準)にしたがって繁殖をされた可能性が高いといえます。

スタンダードから大きく外れるとチャンピオンにはなれませんので、そのような家系の犬は犬種のスタンダードに近い犬だと考えられます。チャンピオン犬の直子(チャンピオン犬の子犬)の値段が高いのは、そんな理由があるのです」

■■犬種の基準が見られるドッグショー

自分の欲しい犬種のスタンダードがどんな犬なのかを見るためには、週末に全国各地で開催されているドッグショーに行ってみましょう。

ドッグショーでは、ショーのためにクリップ(カット)を施されて、ベストな状態で優雅に歩くとても美しい犬たちに目を奪われます。でも、審査の基準は外見的な美しさだけではありません。

「ドッグショーでは犬の良し悪しを、単純に外見的な美しさで競い合うのではありません。その犬種のスタンダードにどれだけあっているかを見極めているのです」

また、ドッグショーでは触診も行われますので、あまり攻撃的な性格の犬は参加することができません。ドッグショーでは犬の外見だけではなく、内面も密かに審査されているのです。

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